転職活動を進めようとすると、わからないことがたくさんでてきますよね。
また、教員は実際は転職する人が多い環境ではないので、どうすれば良いか周りに相談するわけにもいかない・・・。
これは正直、とてもとても心細いのです。
そんな時に、強い味方になってくれるのが転職エージェントです!!
例えるならば、
嵐の海の灯台のような・・・
ヘンゼルとグレーテルのパンくずのような・・・
極寒の日の使い捨てカイロのような・・・
まあなんせ、ありがたーーーい存在なのです。
しかも!!!!転職者は無料なのです!!!!
無償の愛なのです!!!!(企業さんから仲介料?をもらっています)
利用しないなんてアリエナイ!!!
というわけで今回は、転職エージェントに登録して良かったことをまとめておきます。
※あくまで、僕を担当してくれたエージェントの方の話です。
- その1:無料で相談に乗ってくれる
- その2:非公開の求人情報を紹介してくれる
- その3:転職理由・志望動機について、添削をしてもらえる
- その4:無料で模擬面接
- その5:企業との日程調整
- その6:面接についてのフィードバック
- その7:企業側との様々な交渉や連絡
- その8:企業側への待遇面についての確認
- 注意すべきこと・・・
その1:無料で相談に乗ってくれる
自分の要望を聞いて味方になってくれる。それだけでどれだけ勇気づけられることか。
僕がお世話になったのはリクナビエージェントさん。
転職エージェントなら転職支援実績No.1のリクルートエージェント
最初の電話でのヒアリングで、転職理由や希望の業種や職種、待遇面の条件などについて、丁寧に聞き取ってくださいました。
最後に言われたのは
「転職活動は不安な部分も大きいかと思いますが、気負いすぎず、楽しんで探していきましょうね!」
という一言・・・・ほれてまうやろおおおおおおお!!!!!
その2:非公開の求人情報を紹介してくれる
一般のサイトには出ていない求人情報を紹介してくれます。
めっちゃたくさん非公開の情報がある!!というわけではありませんが、確実に魅力的な情報もあります。
ちなみに僕は、結果的にこの非公開求人の中の一社に転職しました。
もちろん、企業についての情報は、自分でもしっかりと集めて吟味してくださいね。
口コミ情報はカイシャの評判というサイトが情報量も多くておすすめです。
その3:転職理由・志望動機について、添削をしてもらえる
メールで転職理由・志望動機を添削してもらえます。
例えば、転職理由の添削は次のような感じでした。
【添削前】
現職では業務量が多く、休みがほとんどとれない状況で、このまま長く働くことが難しいと考えるようになりました。また業務に対する評価されることも少なく、このままでは高いモチベーションをもって働くことができなくなると考え、転職することを考えるようになりました。
アドバイスしてもらったこと
・業務についてどんなことをしているのかある程度具体的に
・休みがほとんどないことが伝わりやすいように工夫を
・転職について前向きな気持ちを表現する
といったことをアドバイスしてもらいました。それをもとに転職理由を次のように改善しました。
【添削後】
現職では、学級担任や教科指導、部活顧問などの業務のため、休日が月に2日程度という状況で、このまま長く働くことが難しいと考えるようになりました。また、業務の成果が見えにくいという特性があるため、自分の仕事やその成果がしっかりと評価される環境で働きたいと考えるようになり、転職することを決意しました。
その4:無料で模擬面接
面接日が決まると、その前に電話での模擬面接をしてもらうことができます。
面接官はエージェントではなく、模擬面接の担当者。
日程調整をした上で、電話をかけてきてくれます。
電話では実際の面接を想定したやりとりになります。
また、模擬面接後に面接官からのフィードバックを伝えてくれます。
模擬面接で聞かれたこと以外にもよく質問される内容も教えてもらえます。
その5:企業との日程調整
企業側との日程調整はすべてエージェントを介して行われます。
その際、エージェントが企業側に、僕が仕事をしながら転職活動をしていることも伝えてくれます。
おかげで、企業からの日程調整も僕の仕事にある程度配慮した日程・時間帯を提示してくれます。※もちろん限界はあります。
ありがとう!エージェント!
その6:面接についてのフィードバック
面接後、アンケート形式で受けた企業の自分の中での優先順位や質問したい内容などを送信するよう連絡があります。
必ず早めに送信しましょう。なぜなら、それを企業側にも伝えてくれるからです。
さらに、面接を通過した場合、面接官からの印象や評価された部分をフィードバックしてくれます。
例えば・・・
合格理由:
・誠実で責任感が強く、信頼できるお人柄だと感じた
・話の理解や整理も早く、安心して仕事が任せられそう
・柔軟性もあり、弊社の企業風土ともマッチしそうで、ご活躍頂けるイメージがわいた
といった感じです。励みになりませんか?
僕は正直、15回は読み返しました。もちろんニヤニヤしながらね・・・。
冗談はさておき、このような企業側からの評価は自信につながります。
自信をもって面接に行くと、さらに頼もしい印象を与えられますよね。
※もちろん、慢心しないよう気を付けて!謙虚さを忘れずに!
その7:企業側との様々な交渉や連絡
複数社を受けた場合、特に内定が決まると内定承諾までの期間を交渉したり、面接を辞退する必要が出てきます。
内定の辞退や、面接の辞退、内定承諾までの期間の交渉(長くても一週間までと念を押されるが)はエージェントを介して行うことができます。
もちろん、直接企業側と話をすべきことかもしれませんが、どうしても気まずいことや言い方が難しいといった悩みを解決してくれるわけです。
その8:企業側への待遇面についての確認
転職活動をしていると、どうしても待遇面で譲れない部分があったりしますよね。
これについても、エージェントに事前に伝えておけば、企業側に伝えておいてくれます。
内定が出たあとも、
「最後に確認しておきたいことはありませんか?」
とエージェントからメールで質問がありました。そこで返信したことを企業側に確認して教えてもらうことができます。
まさに、転職者と企業の仲人をしてくれるわけです。
最後までありがたい存在でした。
以上のように、僕にとって転職エージェントは非常に頼もしく、ありがたい存在でした。
注意すべきこと・・・
以上、良いことばかりを書きましたが、ここから先はエージェントを利用する上で少し気を付けておくべきことを書いておきます。
それは、「企業を選ぶ最終的な責任は自分にあることを忘れない」ということです。
エージェントの仕事は転職希望者を転職させ報酬を得ることです。
そのため、転職者が転職することをめざして対応してくれます。
しかし、「転職すべきかどうか」「転職先としてどの企業を受けるか」といったことは転職者自身がしっかりと考えて、自分の人生に責任をもって決めるべきことだと思うのです。
エージェント任せで、勧められるままに転職活動を行って、もし転職後にミスマッチがあらどうなるでしょう?エージェントのせいにして、また転職を考えますか?
そんな他責思考ではどんな仕事もうまくいかないのではないでしょうか。
エージェントはあくまで転職者と企業を繋ぐ手助けとなる存在であり、自分でしっかりと転職先を見極める意識を持って転職活動を行うことをお勧めします。